CloverPaint雑記

CloverPaintの解説・開発状況・内部仕様・利用法などについてつらつらと

CloverメモLite公開

GooglePlayの使い方を覚えるためにLite版(無料お試し版)を公開したので、そろそろこのブログの方にも記事を書かないとなぁということで。

 

最初のトピックを何にするかはちょっと迷ったんですが、やはりCloverメモ(CloverPaint)の名前の由来になっているCloverインターフェイスの使い方について書くことにします。

 

とりあえずアプリを起動すると左端に「鉛筆」とか「マジック」なんてアイコンが並んでいて、これを選択するとそのブラシで書き込みができるわけですが、このアイコン一個一個がCloverです。

これだけなら説明の必要など全くないわけですが、Cloverにはいろいろな応用技があって、いま左端のクローバーが並んでいるところは「Cloverツールバー」と名付けていますが、これはClover機能のほんの一部です。

 

 

 Cloverインターフェイスの機能1:ショートカット

 

いちいちペンのサイズやら濃さやその他パラメータをいじくってやっと納得のいくブラシになったと思ったら、今度はまた別のブラシが欲しくなって、パラメータいじったら元のブラシに戻せない…そんなことはありませんか?そういう時は一時的にClover化しておくと、その時のブラシ状態をそのCloverに保存できます。

やり方は簡単です。

画面左下「ペン」などとなっている部分を押すと「ブラシ…」「色…」などというボタンと並んで「Clover化」というボタンが現れます。そこまで指を動かして離してください。画面上に新しくCloverアイコンが生成されます。

他のペンを選択した後で、このCloverアイコンをタップすればCloverを作った時と同じブラシ設定に戻ります。

 

ショートカット応用編1

 

クローバーにはペンの状態が保存されますが、ディフォルトでは色や太さその他すべてを含めて保存されます。流量(濃さ)や太さだけを保存しておいて、Cloverを選択しても色は現状のまま使い続けたい、または逆に色だけCloverに保存したいなどということもあるでしょう。それも設定できます。Cloverアイコンを長押ししてください。「設定」「名前変更」「削除」などというポップアップメニューが出てきます。

ここで「設定」を選択してください。いろいろ出てきますが、「RGBの保存」のチェックを外せば、このCloverを選択しても色は変わらず、その他の設定だけCloverのものが利用されるようになります。

Cloverは自由に移動できますが、移動させたくなければ「移動禁止」などを利用してもいいでしょう。

 

ショートカット応用編2

 

Cloverを選択した状態でブラシパラメータをいじるとその変更は自動的にCloverに反映されます。一時的にちょっと太さを変えたり流量を変えたりというのも全て保存されてしまい、標準というものが定まりません。これを固定する方法があります。キャンバス上のCloverをドラッグしてCloverツールバー(左端のクローバーアイコンが並んでいる縦長のバーです)の空いている場所にドロップしてください。(あらかじめ空いている場所が見えるようCloverツールバーをスクロールさせておいてください)これで現在の状態が固定されます。Cloverツールバー上のCloverショートカットは選択した状態で値を変えても、再度選択すると登録時の状態に戻ります。

オススメの使い方としては、とりあえず作業中どんどんキャンバス上にクローバーを作り、これはずっと使いまわしたいなというお気に入り設定のブラシができたら「長押し→名前変更」で名前をつけてからツールバーへ登録という感じです。いらなくなったらキャンバス上のCloverは「長押し→削除」で消しておきましょう。こんな風にどんどん自分好みの設定にし、徐々に手に馴染んでくるツールを目指しています。

 

ショートカット応用編3

 

すでに気づかれた方も多いと思いますが、Cloverツールバーの一番下にはmenu/vol↑/vol↓/backといったAndroidのキーに対応する空き領域があります。このキーには「ギャラリー→オプション」内で色々な機能を割り当てられるのですが、この上にCloverをドロップして登録することで、ブラシをこれらのキーの押下(実際には離したタイミング)で呼び出すことができます。MENUキーは通常は「表示モードの切り替え」ですが、ここに消しゴム等を登録しておくのもいいでしょう。お勧めはbackキーにUNDOを割り当て、メインボタンの「元に戻す」は「入替」を使って「やり直し」に変えておく方法です。(アプリの終了はbackの長押しでできます)慣れれば使いやすいと思いますが、ディフォルトにすると混乱する人が多いと思われたのでカスタマイズできるようにしておきました。貴方の好み、また端末ごとにボタンの配置も違うので色々試して最適な設定を見つけてください。

 

さて、Cloverを使ったショートカットの機能については以上です。

しかしCloverにはもうひとつ重要な機能として大クローバー操作というのがあります。長くなったのでこれは次の記事で説明します。